小学生のタブレット学習は家で好きな時間にできるし、学習塾に通うより費用が抑えられるのがいいですよね。
この記事では、2021年の小学1年生11月号でスマイルゼミとチャレンジタッチを受講してみて、料金、受講内容、受講してみた違いについて解説しています。
この記事を読むとお子さんがスマイルゼミとチャレンジタッチのどっちを受講すればいいのかわかります。
結論から言うと
スマイルゼミがおすすめな人
・タブレットの性能を重視
・難易度は少し高い問題がいい
・漢検を受験する予定がある
・学習後でしかゲームができないようにしたい
チャレンジタッチがオススメな人
・タブレット代がかからず、安くはじめたい
・キャラクターや紙教材で子どものやる気を持続させたい
・追加費用なしに問題をたくさん解かせたい
・追加料金なしで十分な英語学習がしたい
追記:2022年度から進研ゼミチャレンジタブレットが新しくなって性能もアップしました。
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スマイルゼミとチャレンジタッチの比較
料金の比較
スマイルゼミの料金はコチラです。
月料金+専用タブレット代
毎月払い | 6カ月一括払い(1か月あたり) | 12カ月一括払い(1か月あたり) | ||||
クラス | 標準 | 発展 | 標準 | 発展 | 標準 | 発展 |
1年生 | 4268円 | 5038円 | 3718円 | 4378円 | 3278円 | 3828円 |
2年生 | 4510円 | 5610円 | 3960円 | 4950円 | 3520円 | 4400円 |
3年生 | 5170円 | 6380円 | 4620円 | 5720円 | 4180円 | 5170円 |
4年生 | 5830円 | 7040円 | 5280円 | 6380円 | 4840円 | 5830円 |
5年生 | 6710円 | 7920円 | 6160円 | 7260円 | 5720円 | 6710円 |
6年生 | 7260円 | 8470円 | 6710円 | 7810円 | 6270円 | 7260円 |
専用タブレット代 | 一括払い10978円 月々1078円×12カ月 | 一括払い10978円 |
チャレンジタッチの料金
毎月払い | 6カ月一括払い(1か月あたり) | 12カ月一括払い(1か月あたり) | |
1年生 | 4020円 | 3610円 | 3250円 |
2年生 | 4320円 | 3890円 | 3490円 |
3年生 | 5320円 | 5000円 | 4460円 |
4年生 | 5590円 | 5370円 | 4980円 |
5年生 | 6710円 | 6460円 | 5980円 |
6年生 | 7150円 | 6880円 | 6370円 |
他のタブレット教育の月料金と比べると、標準クラスに関しては数百円高いかなくらいの印象でほぼ変わりません。
例
スマイルゼミ1年生(標準クラス)の月料金→3,278円
進研ゼミチャレンジタッチ1年生の月料金→3,250円
1番大きな違いはスマイルゼミはタブレット代が初期費用としてかかることにあります。タブレット代が1番安くても一括払いで10,978円です。他にも途中退会した場合には、タブレット代を請求されることがありますので、スマイルゼミに入会する場合は最低でも1年以上の継続はする覚悟をもった方がいいです。
チャレンジタッチはキャンペーンで1カ月でも無料の場合もありますが、基本的に6か月以上受講していればタブレット代金を請求されることはありません。
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タブレットの比較
スマイルゼミとチャレンジタッチの料金では、タブレット代がスマイルゼミはかかると解説しましたが、タブレットの性能や機能、受講をやめた場合の使い道を比較します。
スマイルゼミ | チャレンジタッチ | |
タッチペンの滑らかさ | 〇 | △ 新チャレンジパッド○ |
手をついて書ける | 〇 | × 新チャレンジパッド○ |
余白にかける | 〇 | × 新チャレンジパッド○ |
受講しなくなった場合 | Androidタブレットとして使える | 公式では使えない |
タッチペンの書き心地としては、スマイルゼミは力がいらず滑らかに書けます。チャレンジタッチは、少し力を入れたり、角度によって反応しにくいこともありました。
スマイルゼミでは手のをついて文字を書くことができるので、真ん中に大きく文字を書いて学習することができます。
チャレンジタッチでは、タブレット上で手の甲をついて書けないため、右端に書くスペースがありタブレットの外で手の甲をついて文字を書いて学習します。
チャレンジタッチでは、手の甲をタブレット上でつくことができないため、余白に書いて計算をしたりすることができません。手をついてしまうと画像のように手に反応して書くことができません。
スマイルゼミでは、手の甲をつくことができるので余白の計算も紙のようにスムーズに行えます。
追記:2022年度から進研ゼミチャレンジタブレットが新しくなって今まで×であった性能が改善されて、手をついてかけたり、余白計算もできるようになりました。新チャレンジパッドは学年によって配布されなかったりするので下記で確認しておきましょう。
受講しなくなった後のタブレットの使い道ですが、スマイルゼミのタブレットはデータを削除するとAndroidタブレットとして使うことができます。スマイルゼミからも案内があるので公式的にできます。
チャレンジタッチのタブレットは基本的にチャレンジタッチの受講でしか使えないものとなっています。
標準で受講できるもの
スマイルゼミとチャレンジタッチは通常の料金の中で何が含まれているのか何がオプションなのか解説していきます。
小学1年生の場合
スマイルゼミ | チャレンジタッチ | |
配信教科 | 国語、算数、英語 | 国語、算数 |
配信コマ数 | 国語、算数(9個ずつ)、英語(4個) | 国語、算数(13個ずつ) |
発展問題 | 発展クラス(標準の1.5倍)の受講が必要 | 配信のメインレッスンがおわると追加料金なしであり(14個ずつ) |
添削 | なし | あり |
漢字問題 | あり | あり |
英語問題 | 毎月の配信 | あり |
計算問題 | あり | あり |
紙教材 | なし | あり |
プログラミング | 年3回あり | あり |
学習ゲーム | なし | あり |
♦配信教科・配信コマ数・発展問題
配信教科は小学1年生なので基本的な国語、算数の配信がされています。スマイルゼミのみ英語も配信教科に含まれていています。
配信コマ数は、スマイルゼミは教科9個ずつ、チャレンジタッチは教科13個ずつとなっています。スマイルゼミは、1コマ10分から15分で終わる分量で、チャレンジタッチは、1コマ5分から10分くらいの分量のものになっています。
発展問題に関しては、スマイルゼミは発展クラスを選択すると標準クラスの1.5倍の問題が配信されるようになります。チャレンジタッチでは、メインレッスンがおわると発展問題として14個ずつ追加料金なしで受講することができます。
♦添削
添削問題はチャレンジタッチのみあります。毎月配信されているメインレッスンがおわると「赤ペン問題」があり、タブレットから送信、赤ペン先生が添削をして返却もしてくれます。
♦漢字問題
漢字問題については、スマイルゼミもチャレンジタッチも学年を超えて先取り学習が自分でできるようになっています。
スマイルゼミは漢検をベースにした問題になっていて、小学校の漢字だけではなく、漢検2級の高校卒業程度の学習まで進められるようになっています。チャレンジタッチは小学校学年別に学習内容を選んで進めるようになっています。
♦英語問題
スマイルゼミの英語は毎月4個配信されていて学習するスタイルとなっています。さらに英語学習を追加したい場合は追加料金がかかります。
毎月払い | 6カ月一括払い (1カ月あたり) | 12カ月一括払い (1カ月あたり) | |
HOP | 869円 | 803円 | 680円 |
STEP | |||
英検 (5級~2級までレベル別) | 4,378円 | 4,048円 | 3,278円 |
チャレンジタッチのチャレンジイングリッシュは、追加料金なしで自分のペースでどんどん進められるスタイルになっています。チャレンジイングリッシュは内容も充実していて英検準一級までの英語学習に対応していて、チャレンジイングリッシュを活用して英検で合格した小学生もいます。
♦計算問題
計算問題はスマイルゼミとチャレンジタッチの両方ともに追加料金なしで自分のペースで学習を進めていけるようになっています。
♦紙教材
スマイルゼミは完全タブレット配信のみですが、チャレンジタッチの方では年に3回紙教材の送付があります。夏休みや冬休み前に送付してくれるので休み中にタブレット教材がおわっても紙教材で学習できます。
♦プログラミング
プログラミング学習はスマイルゼミ、チャレンジタッチともに追加料金なしで配信されています。スマイルゼミは年3回の配信があり、チャレンジタッチでもタブレット内のアプリに配信がされています。受講年齢に合わせて、プログラミング思考が身につくような配信内容になっています。
♦学習ゲーム
学習ゲームはチャレンジタッチに配信されています。スマイルゼミのゲームは基本的に遊びのゲームが多く、学習ではありませんでした。
チャレンジタッチの学習アプリには、算数の図形あてはめや計算をレースでやるものなど学習に役立つ知識を楽しくゲームで学ぶことができるようになっています。
受講してみて感じた違い
子どもをやる気にさせる
タブレット学習の問題点としては子どもが自ら学習をするようになる、やる気にさせることが大変なことです。
そのため、スマイルゼミもチャレンジタッチも子どもをやる気にさせる工夫をしています。
スマイルゼミ
・ゲーム
・コレクションカード
・マイキャラ
チャレンジタッチ
・ゲーム
・努力賞ポイント
・ごほうび
スマイルゼミ
スマイルゼミでは、講座をとくとスターをもらうことができます。そのスターをもらって、保護者に勉強した内容を連絡するとごほうびとしてゲームで遊ぶことができたり、自分のキャラクターのアクセサリーや服と交換したりできます。
チャレンジタッチ
チャレンジタッチでは学習ゲームができる他にも、努力賞ポイントや毎月のごほうびでやる気を持続させています。
毎月のメインレッスンと赤ペンがおわるともらえる努力賞ポイントでは商品と交換することができます。さらに毎月違ったごほうびがもらえます。
ゲームができるには
スマイルゼミでは、講座をとくとスターをもらうことができます。そのスターをもらって、保護者に勉強した内容を連絡するとごほうびとしてゲームで遊ぶことができます。スマイルゼミでは必ず学習(スターを3つあつめる)→保護者連絡をしないとゲームできないシステムになっているのが特徴です。
チャレンジタッチはゲームが学習がおわってなくてもできてしまいます。そのため学習をせずにゲームだけやっていたなんていうこともあります。チャレンジタッチのゲームは学習要素もありますが、学習がおわってからゲームをするように家庭でのルール決めが必要です。
問題の難易度
問題の難易度でいうと口コミではスマイルゼミの方が難しいという方が多いですが、私もスマイルゼミの方が難しいと思います。
同じ小学1年生11月号で比較していきます。
こくご
同じ「じどうしゃくらべ」という問題を比較しています。
スマイルゼミでは1つの問題に対して複数の解答を記述式で回答しなくてはなりません。
チャレンジタッチでは2つの解答を選択式で選ぶようになっています。
チャレンジタッチでも記述式で書く問題はありますが、スマイルゼミほど複数回答をしなければいけない問題ではありませんでした。
さんすう
算数の10以上の引き算で比較してみました。
スマイルゼミは、文章を読んで4つの解答をする必要があります。論理的に考えて答えを出す必要があります。
チャレンジタッチでは、2つの解答をして答えを出します。自分の頭で考えて答えを出していく必要があります。
キャラクター
スマイルゼミにはありませんが、チャレンジタッチには「コラショ」と「かんがえる」といったキャラクターたちが登場し、学習を頑張るとほめてくれたり、勉強の解説をしたりしてくれます。キャラクターに愛着も出てくるので、学習を楽しく頑張ることができます。
チャレンジタッチでは他にも「鬼滅の刃」「スパイファミリー」など人気キャラクターとのコラボもしていて、学習の画面にでてきたり、ごほうびや教材としてキャラクターのついたものが送付されてきたりもします。
スマイルゼミも2021年冬より「ポケモン」とコラボを始めているので、これから増えるかもしれません。
まとめ
この記事では、2021年の小学1年生11月号でスマイルゼミとチャレンジタッチを受講してみて、料金、受講内容、受講してみた違いについて解説しました。
スマイルゼミがおすすめな人
・タブレットの性能を重視
・難易度は少し高い問題がいい
・漢検を受験する予定がある
・学習後でしかゲームができないようにしたい
チャレンジタッチがオススメな人
・タブレット代がかからず、安くはじめたい
・キャラクターや紙教材で子どものやる気を持続させたい
・追加費用なしに問題をたくさん解かせたい
・追加料金なしで十分な英語学習がしたい
追記:2022年度から進研ゼミチャレンジタブレットが新しくなって性能もアップしました。
進研ゼミのチャレンジタッチは記述式に弱く、タッチペンの反応の悪さが指摘されており、私も受講していて感じていました。新しいチャレンジパッドは書きやすく、スマイルゼミのタブレットの性能と同じくらい使いやすかったです。
スマイルゼミの2024年3月28日までに資料請求するとポケモン両面ポスター「九九マスターになろう!」がもらえるよ。
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