お子さんに小学校就学前に学習習慣を身につけておきたいですよね。
忙しいお父さんお母さんでもタブレット学習なら子どもだけで家で好きな時間に学習できるし、学習塾に通うより費用が抑えられることもおすすめポイントです。
タブレット学習で有名なスマイルゼミ幼児コースと進研ゼミのこどもちゃれんじタッチどっちがいいのかな?
スマイルゼミとチャレンジタッチを両方使ってみました
この記事では、スマイルゼミ幼児コースタブレットと進研ゼミチャレンジタッチを使ってみて、料金、配信内容、タブレットを使ってみた違いについて解説しています。
この記事を読むとお子さんがスマイルゼミとチャレンジタッチのどっちを受講すればいいのかわかります。
結論から言うと
スマイルゼミがおすすめな人
・タブレットだけで完結したい
・キャラクターはいらない
・英語をタブレット学習で追加した
・早めに先取り学習をさせたい
・ゲームをさせたくない
チャレンジタッチがオススメな人
・タブレット代がかからず、安くはじめたい
・キャラクターで子どものやる気を持続させたい
・紙教材やエデュトイも少しほしい
スマイルゼミとチャレンジタッチの比較
受講コース
スマイルゼミ 幼児コース
スマイルゼミの幼児コースは、年少・年中・年長の年齢別にコースを受講できます。コースはすべてタブレットのみで学習するコースになっている。
おもちゃはなし!年少さんからタブレットコースのみ
こどもちゃれんじ
年少コース | ほっぷ |
年中コース | すてっぷタッチ(タブレットコース) |
すてっぷ | |
年長コース | じゃんぷタッチ(タブレットコース) |
じゃんぷ(総合コース) | |
じゃんぷ(思考力特化コース) |
こどもちゃれんじでは、年少さんのほっぷコースは、タブレットコースはなく、おもちゃや紙教材のみとなっています。年中さんのすてっぷコースからタブレットコースを選択できるようになります。年長さんのじゃんぷコースは、3つのコースを選択できるようになります。
料金の比較
この記事では、タブレットコースでの料金のみを比較していきます。スマイルゼミ 幼児コースの月々の料金はコチラです。
月料金+専用タブレット代
毎月払い | 6カ月一括払い(1か月あたり) | 12カ月一括払い(1か月あたり) | |
年少 | 3,960円 | 3,520円 | 3,278円 |
年中 | 3,960円 | 3,520円 | 3,278円 |
年長 | 3,960円 | 3,520円 | 3,278円 |
専用タブレット代 | 一括払い10,978円 月々1,078円×12カ月 | 一括払い10,978円 |
スマイルゼミは、タブレット代が初期費用としてかかります。タブレット代が1番安くても一括払いで10,978円です。他にも途中退会した場合には、タブレット代を請求されることがありますので、スマイルゼミに入会する場合は最低でも1年以上の継続はする覚悟をもった方がいいです。
チャレンジタッチの料金(2023年4月~)
6カ月一括払い(1か月あたり) | 12カ月一括払い(1か月あたり) | |
年中(すてっぷタッチ) | 3,990円 | 2,730円 |
年長(じゃんぷタッチ) | 3,990円 | 3,230円 |
チャレンジタッチは、キャンペーンで1カ月でも無料の場合もありますが、基本的に6か月以上受講していればタブレット代金を請求されることはありません。
料金をスタイルゼミとこどもちゃれんじで比較してみても数百円高いかなくらいの印象であまり変わりません。大きな違いは、タブレット学習で使うタブレット代になってきます。
スマイルゼミはタブレット代が初期費用としてかかるが、こどもちゃれんじは基本的に6ヵ月続けるとかからない
タブレットの比較
スマイルゼミとチャレンジタッチの料金では、タブレット代がスマイルゼミはかかると解説しましたが、タブレットの性能や機能、受講をやめた場合の使い道を比較します。
結論から言うと、タブレットに追加料金がかかるだけあって使ってみたときの使い心地や性能、受講後のタブレットの使い道はスマイルゼミがいいです。
スマイルゼミ | チャレンジタッチ | |
タッチペンの滑らかさ | 〇 | △ 新チャレンジパッド○ |
手をついて書ける | 〇 | × 新チャレンジパッド○ |
余白にかける | 〇 | × 新チャレンジパッド○ |
受講しなくなった場合 | Androidタブレットとして使える | 公式では使えない |
タッチペンの書き心地としては、スマイルゼミは力がいらず滑らかに書けます。チャレンジタッチは、少し力を入れたり、角度によって反応しにくいこともありました。
スマイルゼミでは手のをついて文字を書くことができるので、真ん中に大きく文字を書いて学習することができます。
チャレンジタッチでは、タブレット上で手の甲をついて書けないため、右端に書くスペースがありタブレットの外で手の甲をついて文字を書いて学習します。
チャレンジタッチでは、手の甲をタブレット上でつくことができないため、余白に書いて計算をしたりすることができません。手をついてしまうと画像のように手に反応して書くことができません。
スマイルゼミでは、手の甲をつくことができるので余白の計算も紙のようにスムーズに行えます。
2022年度から進研ゼミチャレンジタブレットが新しくなって今まで×であった性能が改善されて、手をついてかけたり、余白計算もできるようになりました。
こどもちゃれんじ幼児コースでは新タブレットの配布になります。
受講しなくなった後のタブレットの使い道ですが、スマイルゼミのタブレットはデータを削除するとAndroidタブレットとして使うことができます。スマイルゼミからも案内があるので公式的にできます。チャレンジタッチのタブレットは基本的にチャレンジタッチの受講でしか使えないものとなっています。
他にも更新時間が少なかったりタブレットの使い心地はスマイルゼミの方がよかったです。新チャレンジパッドについては悪い点も解消されて書き心地や余白についてもスマイルゼミのタブレットに変わらない印象です。
\スマイルゼミでは2週間全額返金保証でお試しすることもできます/
スマイルゼミの2週間お試しは本当にできた?かかった料金と注意点
標準で受講できるもの
スマイルゼミとこどもちゃれんじタッチは通常の料金の中で何が含まれているのか何がオプションなのか解説していきます。
スマイルゼミ | チャレンジタッチ | |
配信内容 | ひらがな、カタカナ、とけい、数・かたち、プログラミング、生活、英語 | |
独自の配信内容 | 自然 | 表現、科学 |
問題数 | 毎月220問 | 毎月170問 |
紙教材 | × | ○ |
先取り学習 | コアトレ | AI国語算数トレーニング(年長8月号~) |
オプション | 英語プレミアム | さんすう思考力プラス デジタルEnglishプラス(2024年4月~) |
学習ゲーム | なし | あり |
♦配信教科・配信コマ数・独自配信
スマイルゼミ 幼児コース
スマイルゼミ4月号の配信内容です。スマイルゼミでは、毎月220問の問題を用意していますが、あまり問題数があるようには見えないですよね?
実は、配信のコマ数が終わっても同じコマで反復で同じような問題が出題されていく仕組みになっています。そのため、少ないコマ数ですがたくさんの問題を解くことができます。
スマイルゼミの独自の講座は「自然」です。身の回りで見かけるような虫や花を映像や音で詳しく教えてくれます。
こどもちゃれんじ じゃんぷタッチ
こどもちゃれんじでは、メインレッスンとプラスレッスンに分かれていて、メインレッスンが終わるとプラスレッスンをすることができます。メインレッスンとプラスレッスンで毎月170問の問題を解くことができます。
こどもちゃれんじでは、おなじみのしまじろうのキャラクターがでてきて楽しく問題に取り組むことができます。
独自の講座は、科学と表現です。科学では、自然のしくみや体のしくみについて、表現では自分で動かしたり書いたりすることができます。
表現は、総合コースのDVDと同じような内容を見ることができるよ
♦紙教材
スマイルゼミ幼児コースは、紙教材は一切ありません。すべてタブレットに配信される学習スタイルになっています。
こどもちゃれんじはタブレットコースであったとしても、年に3回紙教材とじゃんぷタッチコースであるとポスター年2枚、コントローラー、デジタルスタンプが配布されます。
タブレットコースだと紙教材の総合コースに比べるとかなり少ないよ
♦先取り学習
レッスンが終わってがなくなってしまった
スマイルゼミもこどもちゃれんじも先取り学習があるので自分のペースでできるよ
スマイルゼミでは2022年4月から「コアトレ」を導入しています。
コアトレとは無学年学習のことで追加費用なく、算数・数学、国語に特化し、幼児から中学生レベルまで学年を超えて先取り学習やさかのぼり学習ができる教材となっています。
<国語>
文章を読むための基礎となる漢字と言葉の知識を学んでからたくさんの文章に触れることにより、文の仕組みを読み解く力を身につけられます。
例えば、「文字・漢字」をステージ5のコマで「浅い」という漢字を学習します。その後、ステージ6の「せせらぎ」という言葉の意味の説明に「浅い」という漢字が出てきます。また、文の仕組みの問題では学んだ「せせらぎ」という言葉が出てきます。
このように直前で学んだ知識反復することで定着を図り、初見の問題でも無理なく取り組める仕組みになっています。
<算数・数学>
算数・数学の基礎となる計算を軸に数量や図形問題にも対応しています。
パターンごとに細かく分類されているので無理なく学習を進めることができます。学習した問題の定着を図るために文章問題もあります。
レッスンが終わったら先取り学習をしても◎
スマイルゼミは漢検をベースにした問題になっていて、小学校の漢字だけではなく、漢検2級の高校卒業程度の学習まで進められるようになっています。チャレンジタッチは小学校学年別に学習内容を選んで進めるようになっています。
スマイルゼミは漢検2級まで対応
こどもちゃれんじでは、年長の8月号からAI国語算数トレーニングが配信されます。それまでは、小学校の足し算かけ算などを先取りするよりも「考え方」の土台となる部分を繰り返し取り組む方が重要と言った考えであるそうです。
<国語>
AI国語算数トレーニングでは、国語は「漢検」「語彙・読解」に分かれています。漢検対策についてもスマイルゼミのコアトレと同じように漢検2級レベルまでの学習を自分のペースで進めることができます。それぞれの漢検の級に合ったまとめ問題もあります。
語彙・読解については、辞書のような語彙の解説のあとに実際に語彙を当てはめた問題、文章問題の読解を行うことで語彙の幅を広げていきます。文章問題については、小さい子はまだまだ文章を読みにくいとこともあるかもしれませんが、1度話をすべて音声で読み上げてくれるので理解をしてから問題を解くことができます。
<算数・数学>
AI国語算数トレーニングでは、「計算集中」「図形・数・形」に分かれています。計算については、小さい子でも分かりやすいようにアニメーションで計算について解説してから問題に取り組むことができます。
図形・数・形は、分かりやすいように図形を使いながら形・図形の概念を覚えていき、数を学べるようになっています。
先取り学習の内容は同じような感じ。こどもちゃれんじは年長の8月からの配信なので注意
♦オプション
スマイルゼミでは、毎月の英語講座はオプション追加料金なく配信されています。それだけでは物足りない、もっと英語をやりたいというお子さんには、英検対策問題もある「英語プレミアム」という講座があります。「英語プレミアム」はオプションになるため追加費用が必要です。
「英語プレミアム」ではお子さんの英語のレベルや目的にあわせて3つのコースから選べます。
毎月払い | 6カ月一括払い (1カ月あたり) | 12カ月一括払い (1カ月あたり) | |
HOP | 869円 | 803円 | 680円 |
STEP | |||
英検 (5級~2級までレベル別) | 4,378円 | 4,048円 | 3,278円 |
<HOP>
HOPは小学校1年生から2年生のお子さんにおすすめです。英語で聞く体験型の絵本や歌など英語が楽しくなるような教材を配信しています。
<STEP>
STEPは小学校3年生から6年生のお子さんにおすすめです。英語を聞くだけではなく、より丁寧な発音や書きも追加した教材を配信しています。発展的な英語力と中学英語に向けたものとなっています。
<英検>
英検では小学生でも無理なく英検対策が行える教材を配信しています。英検コースでは英検合格を目標にした問題を出題しています。
追加料金ですが英検受験を考えている方はおすすめ
こどもちゃれんじで毎月タブレットに配信される英語学習以外で英語をやりたい場合は、現在こどもちゃれんじEnglishになります。こちらは、タブレットの配信ではなく、エデュトイというおもちゃや紙テキストがついた教材となっています。2024年4月から毎月545円で「デジタルEnglishプラス」が配信されるのでタブレットで完結したい方はもう少し待ちましょう。
幼児で英語学習をタブレットで完結させたいならスマイルゼミがいいですね
こどもちゃれんじでは、2023年11月より「さんすう思考力プラス」が配信されています。ただ、こちらはこどもちゃれんじタブレットに対応しておらず、iOS11.0以上、Android8.0以上搭載タブレット・スマートフォンのアプリ配信となっています。
さんすう思考力を上げるために、パズルのような問題やプログラミング要素を含んだ問題が8000問以上収録されています。
シングルプラン(6トレーニング/日) | 1,280円 |
ファミリー割プラン(6トレーニング/日+4人まで登録できる) | 1,780円 |
無料プラン(1トレーニング/日) | 無料 |
こどもちゃれんじを受講していなくても利用できるよ
♦学習ゲーム
スマイルゼミでは、小学生コースになるとゲームの配信がありますが、幼児コースにはゲームの配信はありません。ただ、マイキャラといった学習後にもらえるボーナスで自分の好きなパーツと交換し、自分のキャラクターにつけられるといった遊びはあります。
こどもちゃれんじでは、「おたのしみアプリ」というところにゲームが配信されています。ただ、ゲームというよりプログラミングや文字、時計といった学習要素もおおいものになっています。
ただ、子どもも楽しくてやり過ぎてしまうこともあるので注意です
まとめ
この記事では、スマイルゼミ幼児コースタブレットと進研ゼミチャレンジタッチを使ってみて、料金、配信内容、タブレットを使ってみた違いについて解説しました。
スマイルゼミがおすすめな人
・タブレットだけで完結したい
・キャラクターはいらない
・英語をタブレット学習で追加したい
・早めに先取り学習をさせたい
・ゲームをさせたくない
チャレンジタッチがオススメな人
・タブレット代がかからず、安くはじめたい
・キャラクターで子どものやる気を持続させたい
・紙教材やエデュトイも少しほしい
基本的な大きな違いは、タブレット代になります。スマイルゼミはタブレット代が必ず1万円くらいかかりますが、こどもちゃれんじでは6ヵ月以上受講で無料になります。
ただ、早めにタブレットで英語教育や先取り学習をさせたいということならばスマイルゼミ一択です。
スマイルゼミでは、2週間お試しをやっていたり、こどもちゃれんじでは1が月のみの受講がキャンペーンでできたりするのでお子さんに会っているのか確認して検討してみましょう。
\キャンペーンや新しい情報もあるので資料請求しておくのがおすすめです/
\2週間お試しもできる/
\スマイルゼミ2週間お試ししました/